季節の木

神奈川県小田原市の「小田原城のイヌマキ」 -(1998.1.28)

小田原駅で降りて5分ほど西に歩くと小田原城趾公園である。この公園には古木や巨木が多い。天守のすぐ前の「大松」に加えて、「イヌマキ」が見事である。天守から城門をくぐって一段南側に、どっしりと,しかし猛々しく立っている。北側の枝が台風で無くなっ...
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チョウセンマキ(朝鮮槇)-(2002.2.10)

豊中の都市緑化植物園の西側で写した。fastigiata(直立した枝)の名の通り、沢山の枝が一列に立ち上がっている様は、カヤにしてはいっぷう変わっている。朝鮮に生えているという訳ではなく、イヌガヤの変わり種の園芸品種である。イヌガヤは葉が両...
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ラマラマ(Llama llama)-(2008.9.10)

インカ道は、インカ領内のアンデスの山々を網の目のように繋ぐ、石畳の見事な道である。現代の高速道路網に匹敵すると言えよう。マチュピチュ遺跡から、そのインカ道を太陽の門まで200mほど登った。この道に沿って、色々な木々の花が見られる。ここでしか...
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ライラック-(1998.4.10、2002.4.5、2009.6.7(梅本さん))

ロンドンのRegent Parkのライラックである。日本で見逃した分を、イギリスで見ることが出来た。昔、カナダのオタワでライラックを見て、春の気分を満喫したことを懐かしく思い出した。木一面に咲く見事さと、心地よい芳香が、記憶に深く残る木であ...
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ランタナ-2-(2000.12.3)

12月にランタナが咲いている。本来の花期が8-9月であるのに、あちこちで花を見かける。ただし、ピンクから黄色に変わると言うことが無く、全部紫色である。品種改良された類縁種かもしれない。あるいは、夏からずっと咲き続けていて、この時期には、もう...
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キョウチクトウ(夾竹桃)-(1998.6.14、2004.6.18、2005.6.12)

早くもキョウチクトウが咲き始めた。よく小学校の校庭の生け垣として植えられていて、懐かしく想い出される。公害に強いということで、道路に面した、生け垣に使われることも多い。夏の暑い盛りに、長い間、真っ赤な花を咲かせ続け、いかにも生命力を感じさせ...
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オキナワキョウチクトウ-(2004.9.3、2007.2.16)

沖縄のキョウチクトウである。本土の物に比べると、花が小さくラッパ状である。本土のキョウチクトウは盛夏の花であるが、オキナワキョウチクトウは冬でも咲いている。少しヤマモモに似た大型の葉も特徴である。 学名はCerbera manghasで、...
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キバナキョウチクトウ(黄花夾竹桃)-(2005.12.21、2007.2.18)

ハワイの街角で見た花に、再び沖縄の亜熱帯植物園でお目にかかった。キバナキョウチクトウである。熱帯アメリカの原産といわれており、日本では沖縄なら露地栽培ができ、花は1年中咲いている。しいて言えば、花期は夏から秋である。風車のようにねじれた5枚...
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キャラボク(伽羅木)-(2000.4.3、2001.3.28)

庭木にも用いられるが、自生地は日本海側の山地である。大山には群生地があり、ダイセンキャラボクとして知られている。 雌雄異株で、3-5月に花を付け、イチイの実に似たやや小さな赤い実を付ける。イチイのように大きくならず、高さは1-2mで、横に...
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オオヤエクチナシ(大八重梔)-(2004.5.4)

いま京都先斗町通りは,オオヤエクチナシの良い香りに満ちている。先斗町通りの植え込みには、ユキヤナギとクチナシが多く、この季節には白い大輪の花が開く。クチナシは通常7月に、香りの良い純白の美しい花を付けるが、すぐに黄色く枯れてしまうのが残念で...
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