梅本さんからアケビの写真が２種届きました。そのうちの園芸品種のアケビです。
解説は梅本さんです。
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和名 ： シロバナアケビ （園芸品種）
学名 ： Akebia quinata cv. leucantha
科名 ： アケビ科アケビ属
「アケビ科」の植物は、アジアと南アメリカに８属約30種が知られているようです。私達が目にするのは、山野で見掛ける落葉性の「アケビ」と、壁面やフェンスに絡ませて、造園的に用いる常緑性の「ムベ」でしょう。
この「アケビ」、秋の味覚を代表する種類でもありますが、春に伸び始めた其の蔓は、ほろ苦い「山菜」と成り、また「利尿効果」を持つ事から「生薬」としての側面も持っております。
画像の本種は、其のアケビの品種です。主に庭木、盆栽、鉢植えなどに用いるもので、白花が非常に美しく、春の陽射しに映えます。<br>
名前の由来は、果実が熟すと裂けるところから「開け実」としたり、果実の色に由来して「朱実（あけみ）」とするなど、様々な説があるようです（＾_＾）
（H13.4.7 小石川にて） 梅本浩史
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