別名をアブラスギともいう常緑高木で、大正初期に台湾から渡来した。材に油成分が多いことからアブラスギと言われます。大きな球果が特徴です。梅本さんから写真を送っていただきました。私も、大阪市大植物園と
小石川植物園で写真を撮りました。
以下は梅本さんの解説です
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ユサン(別名:シマモミ、アブラスギ)
原産地 : 台湾
学名 : Keteleeria davidiana var. formosanaで、マツ科アブラスギ属
「ユサン」は、別名「シマモミ」ですね。マツ科ですから、油分がすごいです。
球果(コーン)は、直立します。
「アブラチャン」は、その実から、灯用油を取ったのに対し、「ユサン」は生の葉其れ自体が、よく燃える性質を持っています。
確か、京都府立植物園に、立派な「シマモミ」があった気がいたします。
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そのシマモミの雌花と雄花、そして球果を写した。(2005.5.14)
雌花
雄花
立派に育った松ぼっくり
立派な球果(コーン)
右の写真の右下に写っているのは、「ヒノキバヤドリギ」の葉だと、山東さんから教えていただきました。(2003.11)