ユクノキ-(2003.5.29)

季節の木

理学部植物園の池の横に大きな逞しい木が立っている。前からどんな花が咲くのかと気になっていたが、5月末にふと見上げると一杯に蕾が付いている。名標板を見るとユクノキとあった。恐らく「雪の木」が訛ったもので、雪のように白い花を付けるのではないかと想像して、開花を待った。
ところが、残念なことに、ちょっと忙しくして植物園に足を運ばなかった2週間のうちに花がすっかり済んだと見えて、次に見たときには雌しべの花柱だけが残っていた。来年の楽しみと言うことにして、今年は蕾の写真だけである。(2003.5.29)
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学名はCladrastis sikokianaで、マメ科フジキ属である。別名をミヤマフジキと言う。

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