ミヤマヤナギ(深山柳)-(2000.7、梅本さん)

季節の木

柳というと、シダレヤナギがを連想するが、色々の形の木がある。ネコヤナギは灌木であるし、ヤマナラシは20mを超える大木になる。今回梅本さんに送って頂いたミヤマヤナギは地を這う草のようである。以下は梅本さんによる解説です。
*****************************************************************
和名 : ミヤマヤナギ    和名 : ミネヤナギ
学名 : Salix reinii
科名 : ヤナギ科ヤナギ属
分布 : 北海道、本州(中部以北)、南千島など

漢字で、「嶺柳」、「深山柳」と書かれるのが本種である。自生地は、高山、亜高山であり、時に地を這う様に生えています。

画像の花穂は、もう咲き終えたものですが、5~7月に葉と同時に咲き出します。樹高は1~3mですが、生育環境によって背丈も環境に適応する為、当然に変化致します。

私が白根山で見たものは、大半がせいぜい1m位のものでした。年間積雪量や、風向・風速などでも樹形は変化します。また白根山では、PHも酸性度が強く、個体は様々な影響下にさらされます。
その様な中で、逞しく生きる本種の姿には、深い感動をおぼえます。
*******************************************************************

タイトルとURLをコピーしました