ヤマコウバシ(山香ばし)-(2000.4.22)

季節の木

4月から5月のこの時期にはクスノキ科の花が次々と咲く。クロモジ、アオモジ、ヤマコウバシ、カナクギノキ、ダンコウバイ、..。ヤマコウバシは、冬の間もずっと枯れ葉が残るのが特徴である。雌雄異株で、写真のものは雌花であろう。
葉をこするか、小枝に傷を付けるとショウブのような強い匂いがするので、「山香ばし」と呼ばれる。雌株では、花の後に付く実は、10-11月に黒く熟す。
学名はLindera glaucaで、クスノキ科クロモジ属である。別名をモチギ、ヤマコショウ、ヤマショウブともいう。

3月になっても木に枯れ葉が残っている

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