ウラジロモミ-(1999.10)

季節の木

福島県南部から四国にかけて広く分布する、日本原産の常緑針葉樹である。高さ40mを超す高木になる。神戸の六甲森林植物園は広大な植物園で、色々な針葉樹が植えられており、ここにウラジロモミの林がある。花は5-6月に咲き、雄花は黄色の短い円柱形で花粉を飛ばす。雌花は赤紫の円柱状で真っ直ぐに立つ。
樅の木と似ているが、葉の裏が白く見えるので区別できる。日本でのクリスマスツリーには、この木が使われることが多い。
学名はAbies homolepisで、マツ科モミ属である。

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