タラノキ-(1998.8.22、1999.9.4、2002.8.10)

季節の木

4年越しでタラノキの花をやっと写した。といっても、残念ながら出来が悪い。最初はバスの車窓から見たのを思いだして、比叡山ドライブウエーを自転車で登った。2・3年目は京都府立植物園の宿根草園で見つけたが、いずれも花期を逃した。そして今年、幾輪かの花が残っているのをようやく写した。蜂達に人気があるのか、特に大きな蜂が沢山集まっており、威嚇されながらの撮影だった。
3-5mの低木である。8-9月、ヌルデと同じように、枝から湧き出すような形で、白い花が一杯に咲く。ヌルデとは葉の茎が違っているが、幹に棘があるのも大きな特徴である。タラノキの若芽は食用にでき、天ぷらなどはたいそうな人気である。葉の付き方は奇数2回羽状複葉で、よく目立つ。
学名はAralia elataで、ウコギ科タラノキ属である。

葉の付き方は奇数2回羽状複葉と呼ばれる。

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