スイフヨウ(酔芙)-(1999.9.22)

季節の木

「酔芙蓉」とは、艶な名前である。傾城がほんのりと酔っていく様が思われる。朝、真っ白だった花が、お昼には桜色、そして、しぼむ頃には濃いピンクになる。大抵のスイフヨウは、八重のように花びらが重なるが、京大理学部2号館前のものはきれいな一重である。
学名はHibiscus mutabilis cv. Versicolorで、アオイ科フヨウ属である。versicolorは、「色が変わる」の意。

9時のスイフヨウ-まだ真っ白

13時のスイフヨウ-ほんのり桜色

17時のスイフヨウ-酔って寝てしまいました

普通に見られるスイフヨウは八重気味の花を付ける

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