ホザキシモツケ(穂咲下野)-(2003.8.2)

今、あちこちでシモツケの花を見るが、いずれも特徴のある扇状に拡がった花付きをしている。ホザキシモツケは変わり種で、赤い花を穂状に付ける。そのさまがとても可愛く、高山植物の可憐な花を思わせる。事実、奥日光や霧ヶ峰へは、この花を見に出かける人が多い。
北海道と本州の高地に分布する。シモツケに比べて花がやや大きい。ミズホシモツケとも呼ぶようである。
学名は、Spiraea salicifoliaで、バラ科シモツケ属である。大阪市大理学部附属植物園で写す。