シマトネリコ-(1999.7.3、1999.8.7)

季節の木

シマトネリコは、今、木一面に白い花を付けているのに、よく見るとみな蕾である。そして、一旦開くと、あっと言う間に小さな花びらが散ってしまう。そのあっと言う間を惜しんで撮った写真である。
タイワンシオジともいう。日本では沖縄に自生する。最近あちこちで見かけるようになったので、遠くから見るとトウネズミモチと間違えてしまう。京大農学部の建物の南側にもたくさん植えられている。6月下旬に本年枝の先から円錐花序を出し、白い小さな花を付ける。アオダモと並んで木犀科トネリコ属の代表的な樹である。花の後の翼果も特徴的である。
学名Fraxinus griffithiiで、モクセイ科トネリコ属である。

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