センダン-冬-(2002.12.7)

季節の木

すっかり葉が落ちて、実だけが目立つ木を見かける。イイギリやフウ、ノグルミ等である。センダンもそんな木の一つで、大豆マメよりやや大きい淡黄色の実が、一杯に付いている。不思議なことに鳥は食べないようで、2月になっても、やや皺の寄った実が木一面に残っていることが多い。
特に、大阪市大植物園のある私市(きさいち)駅の近くのセンダンの木は見事で、まるで花が咲いているように見える。5月の本当の花の時期が楽しみである。
学名はMelia azedarach var. subtripinnataで、センダン科センダン属である。
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私市駅前の木は、残念なことに切り倒されて、今はない。(最下段の写真、2000.2)

12月のセンダンの実

今はない私市駅前のセンダンの木-2000年1月

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