樹皮や樹形がヒノキに似ているが、枝に隙間が多い。木材としてはヒノキに劣るが、水の多い谷間に育つこともあって、湿気に強いと言われ、桶や船舶材に使われる。ヒノキと区別するには、葉の裏を観察するのがよく、白い気孔線が、ヒノキではY型に、サワラではX型に見える。
写真を比べてみてほしい。
雄花は葉の先に付き、3月頃に開き、黄色の花粉を飛ばす。雌花の球果は秋には褐色に変わる。
学名は、Chamaecyparis pisiferaでヒノキ科ヒノキ属である。
葉の裏の白い気孔線が、X型に見えると言われ
成熟した球果