サワフタギ(沢蓋木)-(1999.4.25、6.13芦生)

季節の木

別名をルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)という。秋にできる瑠璃色の実と、材が堅くて牛の鼻輪に使ったことから付けられた名前であろう。また、沢蓋木というように、沢の上によく繁茂して、尾根から見ると沢に蓋をするように見える。木を焼いた後の灰を紫根染めの媒染剤に用いる。
6月に芦生の森を訪れた際にサワフタギと教えて貰ったものは、クロミノニシゴリ(黒実の錦織木、Symplocos paniculata)という種類であろう。他に、葉の鋸歯が目立つタンナサワフタギ(Symplocos coreana)も見られる。
学名はSymplocos chinensis var. leucocarpa f. pilosaで、ハイノキ科ハイノキ属である。京大農学部植物園で写す。

芦生で見たサワフタギ-クロミノニシゴリ(Symplocos paniculata)という種類であろう

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