ようやくリョウブの白い花を見つけたが、少し遅かったようである。雄しべがかなり傷んでいる。花は先端に向かって順に咲いていき、8月になると、
ほとんど先端の花しか残っていない。葉の付き方と、幹に特徴があり、一度おぼえると忘れない。
京都国際会議場のある宝が池には、池を囲む静かな良い雰囲気の遊歩道がある。池には白鳥・マガモ、そしてカップルの漕ぐボートが浮かび、早朝・夕刻の池の周りでは、時折ジョギングをする人たちに会う。この遊歩道に沿って山側に沢山のリョウブが植えてある。花の少ないこの季節に穂のような白い花を風になびかせている。
学名はClethra barbinervisで、リョウブ科リョウブ属の落葉喬木である。
よく蟻が蜜を求めてやってくる 7月の蕾
老木では木肌が剥がれる