ラクウショウ(落羽松)-(1999.7.4)

季節の木

ラクウショウ(落羽松)は、一見メタセコイアに似ているが、湿地などに生えたものは膝と呼ばれる気根が見られるので、区別できる。別名を沼杉とも言う。葉は、晩秋に褐色になって落ちる。花は4月頃咲き、2-3cmの球果を付ける。球果は、10月頃暗褐色に成熟する。
豊中の都市緑化植物園にはラクウショウの木が多く、秋の紅葉は見事である。また、新宿御苑のラクウショウの膝は典型的で、よく発達しているが、この写真を佐々木さんから送っていただいた。
学名は、Taxodium distichumで、スギ科ヌマスギ属である。北米東南部からメキシコの原産。

紅葉を始めたラクウショウ-ちゆきさん撮影(2003.10)

新宿御苑のラクウショウに発達した膝-佐々木さん撮影(1999.3.22)
市大植物園の膝

京大の上加茂演習林のヌマスギの膝(2001.3)

市大植物園のヌマスギ
京都府立植物園のラクウショウの紅葉

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