いま、京大北部食堂の前の木が、白い大きな花房を付けている。あまり良い香りではないが、昆虫は好むらしく、ブンブンと羽音が聞こえる。
この木は、前から気になっていたが名前が解らなかった。理学部植物園を歩いていて同じ木を見つけてようやく解ったのは最近のことである。昨年バッサリと剪定されたので、今年の花は少ないが、例年は白い花がよく目立つ。
カナメモチに比べて,葉も花も立派である。ホルトの木と同じく、新しい葉が出てから,古い葉が美しく紅葉して落ちる。ついでながら、今,カナメモチ(アカメモチ)の若葉が赤く美しい。学名はPhotinia serrulataで、バラ科カナメモチ属である。
オオカナメモチ-(1998.4.26)
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