ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)-(1999.5.23、2001.5(ひかりこさん)、2004.7(八重野さん))

季節の木

豊中の住宅街を歩いていて、玄関脇に一杯白い花を付けた木を見つけた。よく見ると、白に混じって濃い紫や薄紫の花もある。辺り一面が甘い芳香に包まれていた。「ニオイバンマツリ」である。
明治末期に渡来した木で、5-6月に4cm程の、香りの良い花を多数付ける。最初は紫色であるが、2日ほどの間に次第に白くなる。
学名はBrunfelsia latifoliaで、ナス科バンマツリ属である。
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東京の八重野さんからは次のようなお便りと共に、綺麗な写真を送って頂きました。
「昨日(7月4日)、開港150周年を迎えた伊豆の下田へ仕事で参りましたが、「日米和親条約附録下田条約」の交渉と締結が行われた了仙寺(りょうせんじ)の庭は、ニオイバンマツリでいっぱいでした。()つきでアメリカジャスミンと説明されており、約1000株植えられているとのことです。5月14日~31日まで「香りの花まつり」が開かれたそうですが、まだまだ花も咲き、匂いもぷんぷんさせていました。(2004.7.4)

咲き始めは紫
一日経つと色が薄くなる

伊豆下田の了仙寺のニオイバンマツリ-八重野さん撮影

大阪の「ひかりこ」さん撮影の写真

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