ニンジンボク-(1999.7.10)

季節の木

自分がミツバチのように思えてくる。この季節、少なくなっていく花々を求めて、あちこちと歩く。花を見つけて近寄ると、そこではもうミツバチ達が、先回りしてブンブンと羽音を立てている。
京都府立植物園の大芝生地の東よりで、ニンジンボクが花盛りである。先週のセイヨウニンジンボクに比べると、花も多く少し大型である。中国原産の落葉低木で、掌状複葉。7-8月に穂状の花序を出して、沢山の小花を付ける。
学名Vitex cannabifoliaで、クマツヅラ科ハマゴウ属である。

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