ようやくネコヤナギの花に巡り会った。一つは山本の植木屋で、もう一つは筑波の国立実験植物園である。ネコヤナギというと、白い銀色の花と思っていたが、花粉を付けた雄しべはなかなか立派である。
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ネコヤナギが開き始めた。2月のネコヤナギには、咲き始めの美しさがある。3月になると、いかにも猫の尻尾の様な、銀色の立派な花序に成長するが、2月の花も捨てがたい。
3-4月葉が出る前に尾状花序を付け、雌花には白い柔毛が密生する。雄花は2個の雄しべ合体して一つになり、先端に赤か黄色の葯が見える。
学名はSalix gracilistylaで、ヤナギ科ヤナギ属である。京都府立植物園で写す。
帽子を脱ぐネコヤナギの花-2月
銀色のネコヤナギの花-2月下旬
銀色の毛の下から赤い葯が伸び、先端がめくれて黄色の花粉を出す-3月の
花の最盛期-3月中旬
雄蘂の花粉が飛び、雌蘂が穂のようになるネコヤナギ(3月下旬)、4月には葉の展開が始まる。