最近はコンロンカの鉢を花屋さんでよく見かける。それも、コンロンカ(Mussaenda parviflora)よりもその親戚のムッサエンダ・ルテオラ(Mussaenda luteola)の方をよく見かける。時には、ハンカチノキと称して売っているものもあるが、本当のハンカチノキは異なる木である。<br>
ムッサエンダ・ルテオラは日本名でウスギコンロンカと呼ばれることもあるそうだが、コンロンカよりも花が大きく薄黄色である。萼が1枚白い葉のように花の下に付くところはコンロンカと同じである。コンロンカは南西諸島以南の東アジアに自生するが、ムッサエンダ・ルテオラは熱帯アフリカのスーダンの原産である。花期は春であるが、植木屋には年中出ている。<br>
学名はMussaenda luteolaで、アカネ科コンロンカ属の常緑低木である。luteolaは、「黄色味がかった」と言う意味。
花屋さんでハンカチノキと称して売っていた花(2000.9.10)