芦生の森でこの季節に一番美しく紅葉するカエデである。
幹に特徴があり、樹皮がマクワ瓜の表皮ような縞模様になっている。特に若木では樹皮が緑色で、色・縞共にそっくりであるので、「ウリハダカエデ」という名前が付けられた。葉は3列するものが多いが、浅く5つに分かれるものもある。葉は比較的大きく、全体の長さは10cm、幅は5cm以上ある。晩秋には、黄や赤と色とりどりにに紅葉する。一枚の葉の中でも、色の変化が美しい。
4月には、穂状に下垂した花柄に沢山の可愛い黄色の花を付ける。
学名はAcer rufinerveで、カエデ科カエデ属である。