「猫にマタタビ」という、あのマタタビである。以前にアメリカから来た留学生がマタタビを持ってきていて、猫にやったが目もくれない。
「日本の猫はアメリカのマタタビを食べないのだろうか」と悲しそうに言っていたのを思い出す。
山地に生える落葉の蔓生の木で、6-7月に雄花、雌花、あるいは両性花を付ける。
2cm程のかなり大きな花である。花の咲く頃に写真のように枝先の葉が白くなるのが見られる。
3cm程の細長い果実となり、秋には黄色に熟す。
加藤さんは次のような便りを付けて下さいました。
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7月下旬に調査地の軽井沢で撮りました、マタタビの写真をお送りいたします。
マタタビの名前については
■アイヌ語のマタタンブに由来<br>
■旅人が実を食べ元気回復して、また旅(マタタビ)をするという説
の2説が有力ですが、おもしろい後者を信じたいですね。
マタタビは実のほうが有名ですが、花もなかなかきれいです。
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学名はActinidia polygamaで、マタタビ科マタタビ属である。