神奈川県小田原市の「小田原城のイヌマキ」 -(1998.1.28)

小田原駅で降りて5分ほど西に歩くと小田原城趾公園である。この公園には古木や巨木が多い。天守のすぐ前の「大松」に加えて、「イヌマキ」が見事である。天守から城門をくぐって一段南側に、どっしりと,しかし猛々しく立っている。北側の枝が台風で無くなったらしいが、それでも堂々と均整のとれた姿である。
幹周り4.5m,高さ20m、樹齢は400年といわれる。1590年は豊臣秀吉の小田原城攻めの頃である。小田原市の誇る天然記念物である。
更に下ると、立派な「ビャクシン」が育っている。イヌマキと同様に、
右に巻きながら龍のように上空へ這い登っている。そのほかにも、ケヤキ、椋の木、ヤブニッケイなどの巨木があり、小田原城と共に樹々が大切に保存されてきたことが伺える。

イヌマキ           ビャクシン

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