季節の木

バラ-(1998.6.16)

「バラがさいた、バラがさいた,真っ赤なバラが...」は 中年に懐かしい曲である。6月はバラの季節。京都植物園では バラ園が美しい。 バラの園芸品種は多い。また、バラ科に属する植物は約100属3000種があり、 花木の中でおそらく一番多...
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バオバブの木-(1999.8.19)

サンテグジュペリといえば「星の王子さま」、星の王子さまといえば 「バオバブの木」である。王子さまは、小さな星が大きなバオバブの木に 占領されないように、毎朝バオバブの芽を探して摘みとるのを日課にしていた。 星の王子さまの本には、3本のバオ...
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バナナ-(2003.6.5、中島Moeさん)

バナナの実は誰でも知っている。その実を与えてくれる「バナナ」は大型の多年生の草目である。最近はどこの植物園の温室にもバナナがあり、花も見ることが出来るが、バナナの実の先端に付いた白い雌花を見ることは少ない。沖縄の中島Moeさんが、その花の綺...
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ばいかうつぎ-(1999.5.15)

5、6月の万博記念公園の日本庭園には「うつぎ」の花が一杯である。それに 混じって所々に「ばいかうつぎ」の花が見られる。ウツギほどには集まって 咲かないが、花の1つ1つはウツギより大きい。2mほどの灌木である。 京都府立植物園も今、バイカウ...
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ウリハダカエデ(瓜膚楓)-春 (2001.4.29、2002.6.23、2005.4.15)

ゴールデンウイークの一日、学生達と比叡山にハイキングに出かけた。山道での休憩中にふと見ると、目の前にウリハダカエデの花が咲いていた。少し時期が遅かったようで、雄しべが黒くなっていたが、良いチャンスに嬉しくなって学生達にカエデの講釈をしてしま...
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ウリカエデ (2002.3.30、2005.4.15、2007.5.27(戸次さん))

赤い花が咲いているのかと近寄ったら、モミジの翼果であった。真っ赤でよく目立つ。低山をハイキングしていてよく見かける木である。京大の理学部植物園には大きな木があるが、花が写せないので困っていたら、市大植物園に低い木があって、折良く花を写すこと...
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ノルウエーカエデ (2003.9.4)

これもTutzing城の庭園で撮ったものである。やはり伸び伸びと育てて貰っている。高さ20m以上になる落葉高木で、4-5月に黄緑色の花を付ける。翼果は逞しく、長さは4cm以上あり、ほぼ水平に開く。葉は15cm程度で光沢があり、5裂する。ヨー...
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ノムラとショウジョウ-野村と猩々(2000.5.2)

春でも紅葉しているように赤いモミジである。他のカエデが若葉であるので、ひときわ目立つ。典型的なものに、寒地にも強いノムラ、葉の基部がくびれたショウジョウ、葉が細く盆栽によく使われるセイガイなどがある。セイガイはイロハカエデ系、ノムラとショウ...
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ミネカエデ-峰楓(2003.6.15)

今年は月山麓で沢山の楓の花を写すことが出来た。最近、カエデの花を整理していて、コミネカエデの花だと思っていたものが、実はミネカエデ花だったことに気付いた。というのも、葉の形を注意して見てみると、今回写したものは中央部の伸びがコミネカエデより...
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コミネカエデ-小峰楓(2002.6.18)

立山の美女平にあるトレッキングコースの途中で、遅咲きの花を付けている楓を見つけた。コミネカエデである。イロハモミジなど大抵の楓は4-5月に花を付けるのに対して、コミネカエデの花は6-7月に咲く。懸垂した総状花序に10個以上の小さな花が集まっ...
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