季節の木

コーヒーの木-(2003.3.12)

花は9月頃に咲くが、浜松フルーツパークの温室では、もう白い蕾が付いていた。開くと白い5弁の花である。木の上部には、昨年出来た実が黒茶色になっている。1cmほどの、この実の中に種子が2個づつ入っており、これがご存じコーヒー豆である。 最近は...
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コカ、コカの木-(2008.9.9)

マチュピチュ遺跡の中に小さな植物園が作ってあって、そこでコカの木を見付けた。コカは南米原産の低木で、その葉からはコカインを抽出することが出来る。コカの葉は「コカ茶」としてペルーでは日常の大切な飲み物になる。単に乾燥した葉を集めて湯を注ぐだけ...
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クレロデンドラム(クラリンドウ )-(2001.11.24)

知多半島の常滑は、瀬戸と並んで愛知県を代表する陶器の産地で、常滑焼は全国的に有名である。その常滑焼の窯元が集まって工業団地を作っており、沢山の展示館があって好みの陶器を買うことができる。陶器製品の中で、花瓶や鉢の占める割合は大きく、意匠を凝...
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キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)-(1999.7.4、2004.3.4(松村さん)、2008.1.7(上楽さん))

妻が勤め先から貰ってきた朝鮮朝顔がすっかり大きくなって花を付けている。「Angel Trumpet」という通称で呼ばれているようである。豊中都市緑化植物園の温室の中に見事な木があり、今沢山の花を付けている。 6-9月に香りのある大きな花を...
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チシャノキ-(1998.6.7)

京都では今年はもう済んでしまった花であるが、掲載の機会を失ったので、花が少し少なくなってきたのを見計らって載せることにした。6月7日に京都植物園で撮したものである。 すでに紹介してある「マルバチシャノキ」の親戚であるが、木は大きめである。...
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マルバチシャノキ-(1998.5.23、1999.5.22、2006.10.19(門野さん))

京大馬術部練習場の北で見つけた。5月に小さな白い花を一面に付ける。チシャノキに比べて花は小さく、葉は大きい。秋には1cm程度の黄色の果実を沢山つける。雄しべが黄色くきれいな時期に写真を撮るのが難しい。 学名はEhretia dickson...
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チルカ(Chilca)-(2008.9.11)

この季節、マチュピチュ遺跡周辺では白い集合花があちこちで見られる。近寄ってみると、同じキク科のフジバカマにそっくりである。1-2mの低木と書いてあるが草目といった方がよいかも知れない。葉に特徴があり、葉柄に近いところから3本の葉脈が立ち上が...
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チドリノキ(千鳥の木)-(2001.4.14、2002.12.7、2004.11.23、2005.9.5)

カエデ科の木の葉というと、子供の可愛い手のような葉を想像するが、そうでないものもある。典型的なのがチドリノキで、まるでサワシバの葉のようである。ミツデカエデやメグスリノキは葉が3枚一組であるので、葉の切れ間が大きくなって分かれたものと思えば...
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茶の木-(1998.11.5)

茶の花が咲いている。茶というと、5月の新茶を思い浮かべるが、花は 10-11月に咲く。花を見ると、茶が「ツバキ科」であることが頷ける。 僧の栄西が1191年に中国から持ち帰って以後各地で栽培されている。 小さく刈り込まれるが、そのまま...
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カントゥータ(ペルー国花) -(2008.9.8)

カントゥータはペルーの国花である。赤と黄色の2種類がよく見られる。この花にはペルーの統一にまつわる次のような伝承がある。昔、IllimaniとIllampuという二人の王がおり、勢力が均衡し、争いが絶えなかった。父王の死後息子達も憎しみあっ...
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