季節の木

ハイマツ(這松)-2000.8.17(梅本さん)、2008.7(橋口さん)、2009.7.16)

ハイマツは、私にとっては青春の木である。学生時代には、よく山に登った。ハイマツが出てくると頂上は近い。霧の中、強風の中、晴天のガレ場で色々の山でハイマツを見た。物凄い雷雨でハイマツの中に隠れたこともある。 その懐かしいハイマツの写真と解説...
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ハイイヌツゲ(這犬黄楊)-(2002.8.18)

八幡平の大沼湿原を巡る遊歩道で、雨の中、ハイイヌツゲを見た。案内板には「湿原から森へ。最初にハイイヌツゲ、ハクサンシャクナゲなどが現れ、続いて、ミネカエデ、タムシバ、コシアブラなどに変わり、最後はブナ林へと移っていきます。」とあった。湿原が...
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ハイイヌガヤ(這犬榧)-(2002.3.28)

3月の終わり頃に京大農学部植物園の入口で、一杯に花を付けた針葉樹を見つけた。ハイイヌガヤである。イヌガヤと似ているが、幹は斜めに伸びて2m程度の高さにしかならない。雪の多い日本海側に育つためであろう。葉もイヌガヤに比べると細く短い。花は3月...
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ハイビャクシン(這栢槇)-(2007.4.30、櫻井さん)

櫻井さんから久しぶりにハイビャクシンの写真が届いた。お便りに説明を付けて頂いた。「這いビャクシンはビャクシン(イブキ)の変種で壱岐・対馬などに自生していると言われますが、八王子市内でも公園や道路わきの植え込みなどでよく見かけます。1枚は道路...
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シロバナハギ(白花萩)-(2000.9.10)

ミヤギノハギの変種で、白い色である。萩は紫が良いという向きもあろうが、白も捨てがたい。清楚な感じで、最近はよく植えられている。 昨年は、御所の東隣の梨木神社で萩を見た。この季節、沢山の短冊がハギに懸けられ詩を詠む人たちが集まる。秋たけなわ...
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ミヤギノハギ(宮城野萩)-(2000.9.10)

全国あちこちに「萩の寺」と呼ばれる所があるようだが、いずれの寺も今、萩の盛りで美しい。実際には7月から咲いているが、秋の到来とともに何故か目に付くようになる。秋になって心の感受性が増すからであろうか。 枝垂れて美しい萩の代表は、「ミヤギノ...
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はぎ(萩)-(1998.9.19)

はぎ(萩)は字のとおり秋の花の代表である。8月頃から10月にかけて山野に目立たぬ花を咲かせる。庭や寺の境内にも植えられている。阪急宝塚線の曽根の「萩の寺」は有名である。 今年は、9月15日から23日まで萩の寺の公開と言うことで、500円也...
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ヨーロッパギョリュウ-(2005.5.16(高谷さん))

もう一つの画像の木について、高谷さんは次のように書いておられる。「高さは5m以上あり、風が吹くと枝は柳の様にフワフワとなびきます。ピンク色に見えるのは花で、とても小さな花がびっしりとついておりました。天然のものも、庭で栽培しているものもある...
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ギョリュウ(御柳)-(2000.6、梅本さん)

梅本さんからギョリュウが届きました。植木屋さんに「ギョリュウバイ」 という鉢植えの木を売っていますが、関係はありません。ギョリュウバイは オーストラリア原産のフトモモ科の木で、ここでご紹介する「ギョリュウ」は 中国原産のギョリュウ科の...
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ダイオウグミ(大王茱萸)-(1999.4.25、2007.5(櫻井さん))

特徴のあるグミの花があちこちで咲いている。ナツグミ、アキグミ、トウグミ、ダイオウグミなどである。グミの花には花弁が無く、筒状の萼が先端で4裂しているので花弁のように見える。 アキグミが10-11月に熟すのに対して、ナツグミ、トウグミ、ダイ...
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