季節の木

ハリモミ(針樅)-(1999.10、2001.5)

京都府立植物園の正門を入って直ぐの大花壇の右手に立派な樅の木が育っており、円錐状の樹冠が美しい。花のない季節には、この木の変化が良く目に付く。いま、立派な球果が枝のあちこちにぶら下がっていて、まるで、クリスマスツリーのようである。 別名を...
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ハリグワ(針桑)-(2003.5.27)

クワは古来、日本では養蚕にとって必須の植物であったが、今は殆ど栽培されているものを見ることがない。養蚕に最もよく使われたのはヤマグワ(別名 クワ)であるが、ハリグワも養蚕に使うことが出来る。樹皮は、同じクワ科のコウゾやミツマタと同様に、和紙...
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ハリギリ(針桐)-(1999.9.25)

諦めきれずにもう一度確かめに行ったら、やはり花が咲いていた。 「8月の花なので、もう咲き終わりました」と植物園で教えられて諦めかけたが、どう見ても蕾のように見えるので、再度訪れたのがよかった。今年はきっと気候の関係で遅咲きなのであろう。少...
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ハンショウズル(半鐘蔓)-(2001.5.8、梅本さん)

梅本さんからとても可愛い蔓の花が届きました。 *************************************************************** 和名 : ハンショウヅル 学名 : Clematis jap...
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タニガワハンノキ(谷川榛の木)-(2009.5.20、立山)

ハンノキの中で、ミヤマハンノキ、ケヤマハンノキ、タニガワハンノキは鋸歯がよく目立つ葉をしているが、タニガワハンノキは別名「コバノヤマハンノキ」と呼ばれるように、葉が小さく、横に広い形をしている。鋸歯は大きく良く尖っているので区別しやすい。花...
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ミヤマハンノキ(深山榛の木)-(2009.7.8、2009.7.16)

ハンノキの種類も多い。ハンノキ、ケヤマハンノキ、ヤハズハンノキ、タニガワハンノキ、ミヤマハンノキ、カワラハンノキ、さらにミヤマカワラハンノキまである。分布地と葉の形あたりで見当を付けることになる。ハンノキとケヤマハンノキは日本全土に、サクラ...
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ハンノキ(榛の木)-(2001.2.11、2003.5.17、2008.2.27(橋口さん))

ハンノキの地味な花が咲いている。 ハンノキ、ミヤマハンノキ、ヤシャブシ、クマシデ、アサダ、サワシバなどのカバノキ科の樹木の花は、雄花が集合花となって垂れ下がり、早春の谷川沿いの山道に独特な風情を添える。雌花は新しい葉の付け根に小さく咲き、...
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ハンカチノキ-2 -(2000.5.3、2004.2.9、2004.5.8、2004.10.7)

シーボルトで有名なオランダのライデン大学植物園を覗いたら、ハンカチの木があった。10月だったので花はないが、大きな実がぶら下がっていた。中国西南部の山深い奥地の原産であるが、日本では、最初、小石川植物園に移入され、その後各地に広まった。京都...
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ハンカチノキ-(2000.4(古賀さん)、2000.5(梅本さん)、2000.5.3)

日本で最初に移植されたハンカチノキが小石川植物園にあり、毎年この時期に沢山の白いハンカチの様な花を付ける。梅本さんからその写真が届いた。数日して京都新聞に、京都植物園のハンカチノキが花を付けたとの記事が載った。こちらの木はまだまだ小さいが、...
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ハネミイヌエンジュ(翅実犬槐)-(1999.8.7)

京都植物園で突然の雨に会い、慌てて走り込んだ樹の上に花があった。ハネミイヌエンジュである。 これまで、エンジュとハリエンジュ(ニセアカシア)を紹介しているが3つ目のエンジュである。「イヌ」の付く木は多い。イヌビワ、イヌツゲ、イヌブナ、イヌ...
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