季節の木

セイヨウヒイラギ(西洋柊)-(2005.4.22、ちゆきさん)

クリスマスの時には、鮮やかな赤い実でケーキを引き立てるセイヨウヒイラギも、春の花は目立たず小さい。ちゆきさんが、近所のクリーニング店で鉢植えされていたセイヨウヒイラギの花の写真を送って下さった。 この花は雌花であるが、一見してヒイラギの花...
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ヒイラギナンテン-(2002.3.10、2008.6.2(小山さん))

トウナンテンともいう。江戸時代に渡来し,庭木としてよく植えられてきた。ナンテンのような枝振りと、ヒイラギのようなトゲのある葉から、この名前が付いたものであろう。 早春に(通常3ー4月)黄色い可愛い花を付けるが、今年は2月の内から花を付け始...
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ヒイラギ-(1999.11.21、2005.6.11/12.4(ちゆきさん)、2006.12.2)

柊と書く。ヒイラギは、花の少ない11月に咲く貴重な花である。ヒイラギの葉は鋭い棘を持ち、「悪魔除け」の御利益があると考えられているが、芳香のある可愛らしい白い花を付ける。実は年を越して翌年に黒紫色に色づく。京都のちゆきさんから綺麗な実の写真...
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ハイドゥン-海棠椿 (2005.2.14、松村さん)

淡路島で洋ラン展があるというので出かけた松村さんが、海棠(カイドウ)ツバキの写真を送ってくれた。チャノキの花を赤くしたような、雄蘂の豊かなツバキである。ベトナムでは旧正月(テト)をこの花で祝う。良いものは一枝10ドルもするそうである。ベトナ...
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ハイビスカス(ブッソウゲ) -(1998.7.25、2000.8.12)

ハイビスカスは「アオイ科フヨウ属」を指す学名で、一般にハイビスカスと 呼ばれているこの花は「ブッソウゲ(仏桑花)」というのが正しいようである。 中国南部原産で、長く突き出た雌しべが特徴である。赤、黄、橙など色とりどりの園芸品種があり、花の...
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オウゴンシノブヒバ-(2002.2.16)

これもサワラの園芸品種であるが、近年公園や生け垣としてよく見かける。特に新芽が黄金色でとてもよく目立つ。日が当たっているようで美しい。サワラと異なり、多くは5m以下の低木である。刈り込みにも良く耐えるので、庭木としても重宝される。葉の裏には...
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ニオイヒバ-(2002.2.9)

普通のヒバと比べて、葉が扁平である。パイナップル様の強い芳香があるので、ニオイヒバと呼ばれる。花は5月頃に咲き、9-10月に褐色の球果を付ける。 学名はThuja occidentalisで、ヒノキ科クロベ属である。occidentalは...
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ヘラノキ(箆の木)-(2003.7.26)

京都府立植物園の半木神社の近くにヘラノキがある。どんな花が咲くかといつも見ているが花が付かない。これではヘラノキの花は駄目かと諦めていたら、京大農学部植物園に大きな木があった。尤も、その場所は普段は立入禁止になっており、たまたま開いていて見...
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ヘッカニガキ-(2000.7.9、梅本さん)

梅本さんから、とても綺麗なヘッカニガキの写真が届いた。タニワタリノキ、アメリカタニワタリノキなどと並んで、とても対称性の良い幾何学的に美しい花を付ける。以下は梅本さんによる解説である。 **************************...
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ヒカゲヘゴ-(2004.1.25、中島さん)

シダ類のなかに木性シダと呼ばれる一群がある。数メートルの高さに育って、幹が木質化する。樹木の仲間に入れるのかどうか、人によって違うかも知れない。中島さんに送ってもらった「ヒカゲヘゴ」は琉球地方に育つ典型的な木性シダである。小笠原方面では「マ...
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