季節の木

ヒムロ-(2007.1.11)

サワラの園芸品種だが、結構大きくなる。京都府立植物園にあるものは20m近い喬木である。葉はサワラとは随分違っていて、葉を見ただけではヒノキ科の木とはとても思えない。マキの葉を小型にしたような、青緑色の柔らかい葉である。サワラの幼苗の葉と似て...
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ヒメユズリハ(姫譲葉)-(2004.5.29、2008.10.29、2009.6.2)

一昨年に実が成っているのを見つけて、花を待った。ようやく今年の5月初めに花を見つけたが雄花である。雌雄異株とあるので、見た木が違ったのかも知れない。雄花は花弁が無く、丸い雄蘂が8個ほど付いているだけである。突然花粉をとばしてしぼんでしまうよ...
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ヒメウツギ(姫空木)-(1999.5.15)

ウツギ、バイカウツギと並んで、よく庭に植えられる代表的なウツギである。枝の髄が中空になっているので、空木と言われる。 花の中をよく見ると、ウツギ類の花の雄蘂の花糸には翼が付いて、下半分が太くなっている。この翼の付き方が若干違う。ヒメウツギ...
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ヒメウコギ(姫五加)-(2004.5.3)

豊中の都市緑化植物園の薬草園にあるのを見つけて狙っていた。5月の連休の午後出かけると丁度うまく花が見えた。雌雄異株の落葉低木で、写した花は雌花である。5-6月に、ウコギ科特有の放射状の花を付ける。若葉は食用に出来、根や樹皮は薬用に使われる。...
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ヒメシャラ(姫沙羅)-(2002.6.22)

長野に嫁いだ娘とサイクリングを楽しんだ。何年ぶりだろう。娘がまだ中学に通っていた頃以来ではなかろうか。長野市の北東にはリンゴと巨峰の果樹園が広がっているが、その中を走って、小布施という町に着いた。葛飾北斎が晩年に逗留していたことで有名な町で...
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ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)-(2003.4.18(中島さん)、2004.12(ちゆきさん))

サキシマフヨウと同じく、本州にはなくて、沖縄に咲く芙蓉である。中島さんのメールには、「この花は、何時までたっても、これ以上は開花しません。花の蜜を吸って遊ぶ子供もいます。いや大人でも楽しい。甘くて美味しいタバコ?です。」とある。常緑の低木で...
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ヒメアリアケカズラ(姫有明葛)-(2001.8.17、2005.7.26(chiyukiさん)、2005.8.29)

アリアケカズラと余り区別が付かない。アリアケカズラが蔓性であるのに対し、ヒメアリアケカズラは低木である。また、花の大きさはアリアケカズラが5cm以上あるのに対し、ヒメアリアケカズラは3-5cmで、その名の通りやや小振りである。沖縄などでは、...
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ヒマラヤスギ-(2000.2.19)

小学校の校庭に、ヒマラヤスギが植わっていた風景が懐かしい。おそらく 始めて身近に見た巨木ではなかったかと思う。小さいときなので、いっそう木が大きく見えた。 その名の通り、ヒマラヤ北西部からアフガニスタンにかけての地方が原産地である。現地...
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ヒマラヤスギ-花の季節-(2000.11.19、梅本さん)

以前に2月のヒマラヤスギをご紹介しましたが、梅本さんから、秋に咲く花の写真が以下のお便りとともに届きました。 ******************************************** 梶本さん同様、私も小さい頃には、本種...
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セイヨウヒイラギ(西洋柊)-(2001.12)

12月にはいるとジングルベルが鳴って、クリスマス商戦がはじまる。その音を聞くと、急に師走を思い出して、用事が無くとも忙しく感じてしまう。そのクリスマスに無くてはならない木の実が、ホ-リーの赤い実である。クリスマスケーキには、トゲのある小さな...
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