季節の木

バウヒニア・ブラケアナ-(2005.12.17)

12月、日本では早すぎる大雪に見舞われていた頃を、私はハワイで過ごし申し訳なく思っていた。そのハワイでよく見かけた花である。街路樹にもなっているし、庭園でも見かける。高貴で美しい花である。しかも、良い香りがある。また、ハート型の葉も美しさを...
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ヒゼンマユミ(肥前真弓)-(2004.11.30、2004.6.1、2005.5.24)

肥前の名の通り、九州地方以南の暖地に自生する常緑小高木で、4-5月にニシキギ属特有の目立たぬ緑の花を付ける。ニシキギのようなエラはないが、枝や茎が四角な断面を持っているのが特徴である。面白いことに、秋に熟す実も、四角い形をしている。褐色に熟...
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ヒトツバタゴ-(1998.5(加藤さん)、2001.4(山口さん)、2002.5(須田さん)、2005.5(葭谷さん)、2008.5(東山さん))

別名を「ナンジャモンジャの木」という。昔、上野に大きな木があったが、 名前が解らないので、ナンジャモンジャと呼んでいたという。対馬、愛知県、 岐阜県だけに自生する珍しい木であるが、今はあちこちに植えられるようになった。 東京大学の山上...
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ヒトツバタゴ-(2010.5.6、牧野植物園)

高知で訪れた牧野植物園にも大きなヒトツバタゴの木があり、満開を迎えていた。最初に作ったページには、あちこちの自生地や移植地のヒトツバタゴをご紹介しているが、ヒトツバタゴそのもののご紹介が少ないので、新たにページを作ることにした。 ヒトツバ...
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ヒトツバタゴの実-(2007.10.21、橋本さん)

ヒトツバタゴの花は珍しいので良く写すが、実は写したことがなかった。京都樹木探検塾に所属されている橋本さんが、宇治の宇治市植物公園でヒトツバタゴの実を写したと送って下さった。もう1年以上前になるのに、うっかりしていて、ご紹介が遅れてしまいまし...
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シチダンカ-(1999.7.10)

花が俯いて咲いている。地味なアジサイで、茶花に使われる。 最初は、雨の後だけ俯いているのかと思っていたが、晴れた日に行っても 同じであった。下から覗いてみると、八重風になっていて、華やかさをひっそりと隠している風情がある。 学名Hyd...
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ヒサカキ-(1999.4.4、2005.4.3)

ヒサカキは3月終わりころ、地味な白い花を付ける。3月初めの頃は、枝に付いた小さな黒い蕾が、虫が付いたように見えて気味悪いが、やがて、一面に白い花となる。雌雄異種で、雄花は10-15個の雄しべが付いている。果実は10月頃から黒紫に熟してくる。...
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ヤエヤマヒルギ(八重山漂木)-(2000.6.24)

八重山郡島のマングローブを代表する木である。マングローブとは、 海水と淡水の混じる、潮の干満のある所に生育する木の総称で、代表的なものはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギであるが、これ以外にも幾つかの木が含まれる(最下段を参照)。 ヤエ...
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オヒルギ(雄漂木)-(2000.6.24、2007.2.27(温室))

オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギは、八重山郡島のマングローブを代表する木である。マングローブとは、亜熱帯・熱帯の海岸線や河口に生育する木の総称で、日本ではオヒルギを含む7種類を見ることが出来る(最下段を参照)。 石垣島で乗ったタクシーの...
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メヒルギ(雌漂木)-(2006.1.9、中島さん)

八重山郡島のマングローブを代表する木はオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギである。マングローブとは、亜熱帯・熱帯の海岸線や河口に生育する木の総称で、日本ではメヒルギを含む7種類を見ることが出来る(オヒルギのページを参照)。メヒルギは高さ3mほ...
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