季節の木

富山県氷見市「上日寺の大銀杏」

富山県高岡市から氷見線に乗って終点の氷見で下車、駅から500mほど西に歩くと朝日山公園がある。この公園の入り口に上日寺という真言宗の古刹があり、本坊の前に大銀杏がある。幹周り12mの銀杏からとれる銀杏は1000リットルに達すると書かれている...
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イチョウ-春ー(2005.4.23)

秋の銀杏の黄葉は見事だが、春のイチョウも美しい。冬まだ寒い間に樹皮に覆われた冬芽を伸ばし、春を待ちかねたように若葉を付ける。若葉の間からは花の蕾が覗き、やがて穂のような雄花を一杯に付ける。雌花は小さくて目立たない。雄花が散ると木の下は白い穂...
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イチョウ(銀杏)-(1998.11.28、2007.9.22(sariさん))

「いちょう」は銀杏、鴨脚あるいはMaiden hair treeとも呼ばれる、ごくありふれた木だが、大学の並木道、御堂筋の並木に代表される典型的な街路樹でもある。ご存じのように、東京大学と大阪大学の校章はともに「銀杏の葉」である。また、多く...
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イチイ(一位)-(2001.11.24)

日本全土の山に分布する常緑高木で大きいものは20mにもなる。樹皮は赤みがかって荒い。庭木や垣根にも使われるので、秋の赤い実は街でもよく見かける。雌雄異株で、3-4月に葉の付け根に花が付く。雌株の場合には9-10月に色付いて、厚みのある赤い仮...
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イブキ(ビャクシン)-(伊吹)-(2002.2.24、2006.6.12(西村さん))

カイズカイブキはよく目にするが、その原種であるイブキは以外と見ない。自生のものは海岸近くに生えていることが多い。寺社には、よくイブキが植えられ、中には建長寺のビャクシンのように、巨木として有名なものがある。 カイズカイブキと同じで、鱗状の...
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ミヤマイボタ(深山水蝋)-(2003.5.27)

永く分類をせずに放って置いたものを、突然思い出すことがある。哲学の道を散策して大きなイボタノキに真っ白な花が付いていたのが引き金になって、昔に農学部植物園で写したイボタノキらしき写真を思い出した。今回じっくり見てみると、ミヤマイボタであった...
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イボタノキ(水蝋の木)-(1999.5.22、2000.5.27)

今年は、雨の京都府立植物園でイボタノキを撮った。なかなか見事に花が咲いていて見応えがあった。特有の匂いがあり、雨にも拘わらず沢山の虫達が訪れていた。 --------------------------------- 京大理学部植物園の...
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ヒュウガミズキ(日向水木)-(1999.4.4、2001.3.20)

トサミズキに続いて少し小さな花を木一杯に付ける。トサミズキが 長く垂れ下がるのに対して、短くて花の向きはまちまちである。 本州の西部を中心に分布する。庭に良く植えられて春を飾る花の一つである。やがて出る若葉の葉脈に特徴がある。実は秋に黒...
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ベニバナヒョウタンボク-(2000.4(古賀さん)、2006.5.5)

スイカズラ、ハマニンドウ、ヒョウタンボクはスイカズラ属の典型的な花で白く咲いて次第に黄色く変色していく。福岡の古賀さんに送っていただいたベニバナヒョウタンボクは、北海道などに自生する木で、2つずつ花が付くさまや蕾と花の形は正にヒョウタンボク...
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ハナヒョウタンボク(花瓢箪木)-(2002.4.29)

パリの植物園でハナヒョウタンボクに出会った。葉はヒョウタンボクやスイカズラと違って毛に覆われていない。花は小振りであるが、「ハナヒョウタンボク」というだけあってピンクがかって少しあでやかである。ヒョウタンボクよりやや小さい液果は、8-9月に...
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