季節の木

イッペー -(2003.4.3(中島さん)、2009.1.26(舛田さん))

中島さんから「今、沖縄では、イッペーが満開です。」の便りとともに、沖縄を代表する花の一つ、イッペーの鮮やかな黄色が届いた。この、黄色いトランペットのような花は、英語名ではGolden trumpet treeと呼ばれている。ブラジルの原産で...
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イヌツゲ(犬黄楊)-(1999.5.20)

ツゲと呼ばれている木には、ツゲ科ツゲ属のツゲ(本ツゲ)と、 モチノキ科のイヌツゲがある。ツゲの櫛などの細工に使われるのは本ツゲであるが、生け垣や庭木としてはイヌツゲの方がポピュラーである。<br> イヌツゲの花は地味で、枝の...
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イヌツゲ(実)-(2000.12.30)

年の瀬の墓参りに出かけた。父と祖母にこの一年を感謝するためである。 墓所に植えてあるイヌツゲの木は、数年前までは元気が無かったが、 今はしっかりと大地に根をはり、枝も葉も見違えるようになった。 母が丹精して面倒を見たからであろう。 ...
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アカミノイヌツゲ(赤実の犬黄楊)-(2008.7.28、2009.7.16)

イヌツゲはモチノキ科の木で、ツゲ科の木ではない。ツゲと比べて、イヌツゲの花は雄蘂が少なく目立たないので区別できる。さて、アカミノイヌツゲもモチノキ科の木であるが、イヌツゲとの区別はどうだろうか。イヌツゲの実は黒紫色、アカミノイヌツゲは名の通...
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イヌシデ(犬四手)-(2001.4.1)

3-4月に懸垂花序を垂らすクマシデ属の落葉高木の一つである。<br> 昨年、小石川植物園で見つけたが、高木でうまく花を写すことが出来なかった。今年は運のいいことに、大阪の万博記念公園の「ソラード」(高い歩道橋から木を観察するこ...
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イヌマキ-(1999.11.13、2003.6.1)

別名をマキあるいはクサマキという。よく庭に植えられる木である。 大きなものは20mを超す大木になる。雌雄異株で、5-6月に花を付ける。雄花は円柱状で、雌花は葉の付け根に一つずつ付く。実は、10月頃赤く色付いた花托の上に付く。 学名はPo...
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イヌコリヤナギ(犬行李柳)-(2000.3.25)

昨年の3月に、筑波の植物園で写した。紫色の蕾が、仲良く並んでいるさまが、とても可愛い。川辺や湿地帯で見かけることが多く、根元からよく分岐している。京都では、コリヤナギの方はもう満開なので、イヌコリヤナギもこれから開花の時期を迎えそうである。...
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イヌゴシュユ(犬呉茱萸)-(2001.7.7、2003.8.31)

ミカン科の木には色々のものがある。ミカン、ユズ、レモン、キンカン辺りは、イメージが湧きやすいが、キハダやサンショウは香りを除くとミカンというイメージではない。それがコクサギやゴシュユになると、もうとてもミカンとは結びつかない。 ゴシュユは...
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イヌガヤ(犬榧)-(2002.10.27)

函南原生林を歩くと、結構沢山のイヌガヤに出会った。「イヌ」の付くものは多い。イヌブナ、イヌシデ、イヌツゲ、イヌガシ、イヌエンジュ、イヌビワ、イヌマキ、イヌザクラ、まだまだある。しかし、科名になっているものは「イヌガヤ」ぐらいであろうか。イヌ...
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イヌガシ(犬樫)-(2001.3.24)

一昨年から目を付けていたイヌガシである。クスノキ科の木は黄色の花が多く、深紅の花が付くものは珍しい。千葉県以西に分布する常緑小高木で3-4月に花を付け小さな楕円形の実になるが、晩秋には黒紫色に熟す。雌雄異株で、この木の花は雌花である。写真で...
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