季節の木

ケンポナシ(玄圃梨)-春-(2008.6、岡田さん)

ケンポナシは実の形が特異なので、実の写真のページに「...花よりも実に特徴があります。」と書いていたら、北信州の花に詳しい岡田農園の岡田さんから「花もけっこう個性的だと思います。」と言うメールに添えて綺麗な写真を頂いた。 写真を見て、岡田...
季節の木

ケンポナシ(玄圃梨)-秋-(2000.9.19、梅本さん)

梅本さんが小石川で撮られた、ケンポナシの実です。花は6-7月、 淡緑色で枝先に集まってに咲きますが、花よりも実に特徴があります。 以下は、梅本さんの解説です。 *************************************...
季節の木

ケカマツカ(毛鎌柄)-(2002.4.27)

カマツカはウシコロシとも言われ、材が硬いので鎌の柄に用いたり、牛の鼻輪に用いられた。カマツカの葉は殆ど毛がなく花の毛も少ないが、ケカマツカはどちらにも毛が多い。更に毛の多いワタゲカマツカと呼ばれる種類も存在する。4-5月に白い花を咲かせ、1...
季節の木

カザグルマ(風車)-(2000.5.3)

5月は家々の庭でクレマチスが美しい。クレマチスは日本原産のカザグルマと中国産のテッセンの交配によって作られた園芸品種と言われている。京都植物園で、カザグルマと名標板にあったので写してきた。見ただけではクレマチスとの違いはわからない。白い花の...
季節の木

カヤ(榧)-(2002.2.2)

カヤの実は童謡にも歌われている。緑色の実は2cmほどの楕円形で、年を越して翌年の秋に黒く熟して裂ける。独特の上品な芳香がある。雌雄異株の常緑樹で、大きいものは40mほどにもなる。日本では、幹周では福島県の桑折にある「万正寺の大カヤ」が第一位...
季節の木

カワラハンノキ-(2001.2.3)

カワラハンノキは、その名の通り、谷川などの水辺に生える落葉小高木である。 カバノキ科の木々は、シラカバ、ミズメ、ヤシャブシ、アサダ、ツノハシバミなど、どれも雄花序を下垂させる特徴的な花を付けるが、開花の時期はまちまちで、2月から6月にわた...
季節の木

カツラ(桂)-(2000.4.2、2001.4.1、2008.7(橋口さん))

初夏のカツラのハート型の若葉は、涼しげでみずみずしく、美しい。 そのカツラの花は、目立たずに4月に咲く。よく見ると、木が何となく赤く見えている。雌雄異株で雄花の方が大きく、それだけ赤く見える。 写真の花は雌花で目立ち難いので、危うく通り...
季節の木

カシワ(柏)-(2004.11.25)

まだ花が写せていないが、橋口さんから「柏餅」についての情報を教えていただいたので、急遽不完全なまま載せることにした。いまの柏餅は、餅を柏の葉で包むのが当然と思われているが、昔は、特に西日本では、「サルトリイバラ」の葉で包むことの方が多かった...
季節の木

ウラジロガシ(裏白樫)-(2002.4.27)

京都府立植物園の正門右手に、シイやカシが幾つか集めて植えてある。スダジイ、アラカシ、シリブカガシ、ウバメガシ、ツクバネガシ、そしてウラジロガシである。4月から5月にかけて、これらの木に次々と花が咲く。地味で、つい見落としてしまうが、日本の照...
季節の木

カルミア-(1999.5.15、2004.6.27(西村さん)、2009.5.30(日野さん))

京都府立植物園のバラ園の東隣に大きなカルミアが2株植えられている。5月中旬にはこの木がピンク色の花でいっぱいになる。花の付き方を見ていると、別名アメリカシャクナゲと言われるのが頷ける。庭木としても最近は時々使われる。北米東部の原産で、ペンシ...
タイトルとURLをコピーしました