季節の木

キソウテンガイ(奇想天外)-(2003.2.16、2006.12.12)

京阪奈フラワーパークの奇想天外。雄株で雄花が咲いていた。 なんとも変わった植物である。ナミビアの砂漠に生える裸子植物で、1科1属1種である。2枚の肉厚な葉を出し、その2枚が伸び続けるだけである。ナミビアには樹齢2000年を越える個体がある...
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キソケイ(黄素馨)-(1998.5.17)

今年は5月はじめが盛りで、今はすっかり花が減っている。1-2mの低木でよく分枝する。白いソケイに似ているが、ジャスミンの香りはしない。早春に咲くオウバイも同じソケイ属である。 学名はJasminum humile var. revolut...
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キササゲ-(1998.6.10)

細長い30cm程の「ささげ」のような実がぶら下がっている木を時々見かける。京都植物園で運良くその花にお目にかかった。高さ15mほどの大きな木である。昨年の実がまだ枯れて残っていた。 植物園の園内には,ハナキササゲやアメリカキササゲもある。...
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キリ(桐)-(2006.5.18、2009.4.18)

桐の花の季節が巡ってきた。昨年は庄内天竺川の大きな桐の木の花を見たが、今年は、山田池公園で見つけた。山田池公園は、枚方市の東にある山田池を一周するように作られた公園で、池の南東側が植物園になっており、沢山の樹木が観察できる。京阪の枚方市駅か...
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キヌヤナギ(絹柳)-(1999.3.13、2000.2.19、2001.3.24)

今年は2月からキヌヤナギの花を追ってみた。花芽の脇から、帽子を脱いで現れてくる白い花を写すことが出来た。 韓国から移植されたもので、今は全国各地に拡がり、野生化したものもある。雄株だけが知られている。3-4月に長さ2-4cmの尾状花序を付...
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キンシバイ(金糸梅)-(1998.6.14、2004.6.4(梅本さん)、2009.6.19)

オトギリソウ科オトギリソウ属では、キンシバイ(金糸梅)とビヨウヤナギ(未央柳)が典型品種で、いずれも中国原産である。ビヨウヤナギは花弁に比べて雄蘂が長く、色は黄色であるが、キンシバイは雄蘂よりも花弁がやや大きく、花弁の厚さも厚い。この2つに...
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キンロバイ(金露梅)-(2006.6.24、2007.9.2、2009.5.28)

キンロバイは草目の高山植物だと思っていたら、れっきとしたバラ科の木であった。地を這うように拡がって、6-8月には鮮やかな黄色の花を一面に付ける。葉にも花茎にも沢山の毛が生えている。白い花を付けるものはギンロバイと呼ばれる。 学名はPote...
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キンモクセイ-(1998.10.4)

京都の今年のキンモクセイは10月4日から満開となった。窓を開けると どこからともなく甘い香りが、漂ってくる。秋たけなわである。 モクセイ科にはよく知られた、匂いの強い木々が多い。モクセイ属には キンモクセイの他、ギンモクセイ、ヒイラギ...
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静岡県三島市の「三嶋神社のキンモクセイ」-(1997.9.12)

三島市に日本一のキンモクセイがあるというので、新幹線を三島で途中下車した。三島駅の南口に降りて、駅前の道路を横切って斜め左(南東)に進む。突き当たりに三島市立図書館があって、この前を東に向かう。信号機のある車道に出たら右折して南に向かい10...
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キンカン(金柑)-(1998.8.13、1999.1.4)

ミカンの花はすでに終わったが、キンカンは花期が長い。秋にできる小さな金色の実はよく目立つが、白い小さな花は目立たずに咲く。高さ1-2mの灌木である。 学名はFortunella japonicaで、ミカン科キンカン属である。中国の原産であ...
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