季節の木

オオイタビ-(2004.9.18、野坂さん)

イチジクなどと同じだが、常緑蔓性の木である。これはヒメイタビでしょうかと野坂さんからお便りを頂いたが、梅本さんの鑑定によると、オオイタビと言うことであった。ヒメイタビとオオイタビの区別はなかなか難しいが、葉の感じが異なる。オオイタビの葉はヒ...
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オオハシバミ(大榛)-(2004.2.28、2005.3.20)

ハシバミは学名Corylus heterophylla var. thunbergiiであるが、オオハシバミはCorylus heterophyllaを総称して呼ぶようである。写真の物はCorylus heterophylla Fische...
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オオゴチョウ(黄胡蝶)-(2001.8.17、2004.8.28)

神代植物公園にある温室の休憩所には、鉢植えの花が沢山置いてある。中でも目を引いたのが、オオゴチョウであった。花は一輪しか残っていなかったが実に美しかった。 西インド諸島の原産で、常緑の小低木である。ネムに似た葉を持っており、花の後には写真...
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オオデマリ(大手鞠)-(2004.4.25、2005.5.7)

オオデマリと言われると、つい、コデマリと同属で大型のものと思ってしまうが、科も属も全く異なる。コデマリは離弁花のバラ科シモツケ属であるのに対して、オオデマリは合弁花でスイカズラ科ガマズミ属である。ガマズミ属のヤブデマリ(詳しくは、ケナシヤブ...
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オオバスノキ(大葉酢の木)-(2007.6.1)

京都東山の清水山付近を歩いていて、白い花を見たように思って撮ってみると、もう花弁は散って、膨らみ始めた白い子房だった。花の付き方、葉の形、木の大きさから「オオバスノキ」と同定した。スノキ属のよく見る木には、スノキ、ウスノキ、オオバスノキがあ...
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オオバベニガシワ(大葉紅槲)-(2000.4.9)

オオバアカメガシワともいう。4-5月に真っ赤な葉の目立つ木である。お隣に植えてあるのが以前から気になっていた。通りがかりに見ると、小さなブツブツが枝に出ているので、庭を覗かせて貰った。 雌雄同株で、写真の花は雄花である。雄しべが8本有り丁...
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オオバボダイジュ(大葉菩提樹)-(2001.9.26、2005.4.23)

よく見るシナノキ属の木の中で、オオバボダイジュがなかったので、以前に北大植物園で撮ったものを載せることにした。最近市大植物園でも見付けたが、花はまだ写せていない。シナノキ科の木で、日本に広く分布するのは「シナノキ」で、「ヘラノキ」は西日本に...
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オオバアサガラ(大葉麻殻)-(2001.5.12、2004.5.15)

京都府立植物園の生態園にオオバアサガラの木があるが、花が高いところに付くのでなかなか良い写真が撮れない。途中経過と言うことでお許し願うことにして掲載した。アサガラよりは葉がやや大きく、裏の主葉脈に毛が密生する。学名のhispida(剛毛の、...
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オオバアコウ(大葉赤榕)-(2006.7.23、中島さん)

中島さんからオオバアコウの写真が届いた。アコウとは葉脈の数や葉の大きさが違うだけで、区別が付きにくい。ガジュマルやアコウと同じく、気根を垂らして寄生主の木を絞め殺してしまう殺し屋の一つである。イチジク属であるので、花は花嚢の形を取る。5月頃...
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オオアリドオシ(大蟻通し)-(2008.5.17、よしゆきさん)

リュウキュウマメガキといいゴヨウアケビといい、最近のよしゆきさんは同定の難しい類似種のある木を選んで腕を磨いておられるようだ。今回のオオアリドオシも、よく気を付けないとアリドオシと間違ってしまう。よしゆきさんのメールには、「今日はオオアリド...
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