季節の木

昨年見た伊豆の寒緋桜は今年も伊豆で満開であった。帰ってくると、京大農学部農園でも、また大阪の豊中市でも今が見頃であった。 －－－－－－－－－－－－－－－－－ 熱海の来宮駅で降りると、駅前広場に３本の桜が満開であった。３月に入ったばかりで...

京大構内にも美しい桜が沢山ある。写真のものはいずれも理学部植物園のもので，白いのが「大島桜」垂れたピンクのものは「垂れ桜（糸桜）」である。ソメイヨシノはほとんど散ってしまったが、まだ残っている。大島桜は、ソメイヨシノより早く咲き、長持ちして...

東大本郷・本部構内の北西にある中庭で、いまサクラが満開である。 この時期に早くも満開になる白いサクラは珍しい。名前が同定できないが、 咲く時期から考えて、一応エドヒガンとしておこう。花の色は白いが、 カンザクラの一種かも知れない。どなたか...

ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種だといわれる。 そのエドヒガンがこの花である。ソメイヨシノよりやや早く、３月下旬に、葉が出る前に開花する。花は小型で、淡紅色である。本州全土の山地に自生する。 学名はPrunus pendu...

晩秋から冬にかけて咲く桜がある。ジュウガツザクラと呼ばれる園芸品種は、４月と１０－１２月に咲く。４月の花に比べて、冬の花は小さくチラホラと咲くが、その様も可憐である。 一般には、白、薄桃色で八重のものが多いが、色々な品種があるようだ。 ...

梅本さんからの、西表島の第３弾は、極めつけの「サキシマスオウノキ」です。巨樹の方でも紹介しましたが、板根のい発達が特徴で、国内では南西諸島でしか見られません。以下は梅本さんによる解説です。 ------------------------...

見つけておいた榊の木に蕾が付いたので、２週間ほどして行ってみたらもう枯れ始めていて時機を失してしまった。花を適時に写すのは難しい。 木へんに神と書く。神事に欠かせない木である。結婚式で榊を神前に供えたことを思い出す人は多いだろう。墓所の前...

初めて幹を見たときにはびっくりした。まるで忍者用の手裏剣やマキビシを幹に打ち付けたようなトゲである。これではとても登ることは出来ない。サイカチという名前も不思議な響きを持っている。元は「西海子」と呼んでいたのがサイカチに変わったと書いてある...

打ち上げ花火がパッと開いたような素晴らしい景色である。沖縄の中島さんから夏の名花、サガリバナの写真が届いた。お便りには次のように書いてあった。 「７月の名花、夜９時ころに全開する花です。香りがよく、舞香花（もうかばな）と呼ぶ地域もあります...

夜、花火のように開く神秘的な沖縄の花「サガリバナ」は、とみに有名である。そのサガリバナが開く様子を、写真家である中島さんの見事な腕が捕らえた写真である。次のようなお便りを添えて頂いた。 「小さな丸い蕾の中にたたみ込まれていた、糸のような花...