季節の木

サラノキ(沙羅双樹)-(1999.6.12、2001.8.17、2003.5.1)

サラノキ(沙羅の木)は仏教の3大聖樹の一つである。3大聖樹は、お釈迦様がその下で生誕されたムユウジュ(無憂樹)、悟りを開かれたインドボダイジュ(菩提樹)、そして、その木の下で入滅されたサラノキとされている。日本では、サラノキはナツツバキと、...
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サポジラ -(2001.12.30)

熱帯アメリカ原産の木で、中央アメリカを中心として栽培されている。というのも、この木から採れる白いラテックスはチクルと呼ばれ、チューインガムの原料となるからである。この木の別名を「チューインガムの木」と呼ぶ所以である。ラテックスはゴムと同じよ...
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セイヨウサンザシ(西洋山査子)-春-(2000.5.13、2005.5.7(澁川さん)、2005.5.16(高谷さん))

以前自生するハグマノキの写真を送っていただいたハンガリー在住の高谷さんから、ハンガリーの春を象徴する2種類の花を送っていただいた。同定が定かでなかったので、梅本さんに伺ったところ、直ぐに答えが返ってきた。「西洋サンザシ、 Crataegus...
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サンザシ属の木(パリ)-(2002.4.12)

日本で見る中国原産のサンザシの花にそっくりである。葉がやや滑らかで、日本の木よりもかなり大きく成長している。 学名はCrataegus pubescensで、バラ科サンザシ属である。pubescensは「軟毛のある」の意。メキシコ原産であ...
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サンザシ(山査子)-(2003.5.3)

名前をよく聞く木であるが、町で見かけることは余りない。豊中の都市緑化植物園には、サンザシ、セイヨウサンザシ、アカバナサンザシが育っている。今回は残念ながら、かなり雄蘂が黒ずんでしまっているが、花の感じを知ることは出来る。街ではピラカンサと呼...
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ヒマラヤトキワサンザシ -(2000.1.15)

カザンデマリあるいはインドトキワサンザシとも呼ばれる。ヒマラヤ原産の木で、昭和初期に渡来した。いまは日本各地で植えられ、花の少ない冬を赤い実で飾ってくれる。 ピラカンサと呼ばれるものでは、トキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサン...
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サンシュユ(山茱萸)-(1999.3.13)

サンシュユの黄色い花が目立つ季節になってきた。3月には木一面に黄色い花を付け、秋には、赤い実が鈴なりになる。紅葉も綺麗である。近づいて花を観察すると、小さな花が放射状に集まっていて、4個の雄しべが可愛らしく突き出している。葉は、葉脈の流れが...
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サンシュユ-初冬-(1999.12.9)

サンシュユは、早春の黄色い花も綺麗だが、秋の赤い実と紅葉も美しい。 京都府立植物園の大芝生地にある茶店の奥に、数本かためて植えられている。9月の実はまだ緑だが、10月になると赤く色づき、12月まで楽しめる。1月には花芽が成長を始め、固い殻...
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サンショウ(山椒)-(1999.4.24)

我家の山椒は花がつかないので、これまで若葉を吸い物に入れるだけだったが、京大理学部植物園で花を見つけた。黄色のなかなか可愛い集合花である。通常雄しべは5個であるが、6個のものも見られる。雌蘂は退化しており、この木は雄木である。雌花では子房が...
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サンショウバラ(山椒薔薇)-(2004.5.11)

サンショウのような葉に薔薇が咲いている。最初は奇異な感じを受けたが、結構あちこちで見る木である。5-6月に花を付ける。薄いピンクがとても可愛い。可愛いが、トゲもなかなかのものである。これにブスリとやられると、かなりの深手を負いそうである。 ...
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