季節の木

トックリヤシモドキ(徳利椰子擬)-(2000.6.25)

本当に徳利のようである。高さが10m近くになることもあるが、ずんぐりしている。環状紋を持った幹の上部に、30cm程の棍棒状の肉穂花序を付け、橙色の小さな花を多数下垂させる。実は円柱状で2cm程の長さである。写真のように、花と実が同時に見られ...
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ハイビスカス-(2000.2)

鶴飼さんのホームページに、よければお使い下さい こんなに沢山要らなかったかも知れませんが、見て楽しんでいただければ幸いです。
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酔っぱらいの木/トックリキワタ-(2008.9.4)

世界一広い道と言われるブエノスアイレスの7月9日大通りには、「酔っぱらいの木」が並木のように植えてある。現地語でPalo borrachoと呼ばれるのを日本語訳すると「酔っぱらいの木」と言うことになる。沖縄で「トックリキワタ」と呼ばれている...
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埼玉県与野市「与野の大かや」(1997.7.23)

日本の三大かやと言われるのは、静岡県の浜北の大かや、群馬県の横室の大かや、それと「与野の大かや」である。カヤは、妙行寺の境内の一部の金比羅社と並んでいる。このカヤは、古くから関東一円に知れ渡っていたようである。昔は、カヤの実から食用油をとっ...
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ヨコグラノキ(横倉の木)-(2000.7、梅本さん)

植物園で自然教室や観察会の講師をしておられる梅本さんは、珍しい木の写真を届けて下さいます。今回のヨコグラノキは、なかなかお目にかかれません。東京都内では「林試の森公園」(かつての林業試験場跡地)にしかなく、梅本さんはそこで写されたと言うこと...
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ミヤマヤナギ(深山柳)-(2008.7.8)

雨の立山弥陀ヶ原を歩いた。せっかくのチングルマの群生も雨で雄蘂が駄目になっていたが、幾つかの木々を写すことが出来た。その一つがミヤマヤナギである。高度の高いところでは地を這うように枝を伸ばすが、この辺りでは低いながらまだ立木である。特徴とし...
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マルバヤナギ(丸葉柳)-(2002.4.27)

高い梢に花が咲くので、いつもは撮影が難しいのだが、今回は幸いにも、かなり大きな枝が折れて地面に転がっていた。花も葉も少し萎れてしまっているが、写さぬ手はない。 本州以南の日当たりの良い水辺に自生する落葉高木である。若葉が赤みを帯びているの...
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ヤツデ-(1998.11.1、2000.11.10)

ヤツデというと、グローブのような大きな葉を思い浮かべる。気を付けて見る人はボールのような花が付いているのに気付くが、いつが花の最盛期かを考えることは滅多にない。大柄なので必ずしも好まれないからでもあろうか。 しかし、学名にjaponica...
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ヤチダモ-(2001.9.26、2004.6?(西村さん))

ヤチダモは、北海道と本州北部に自生する雌雄異株の落葉高木である。堅くて加工性の良い材は、タモとよばれて、野球のバットやラケット、家具にも使われる。札幌在住の西村さんからヤチダモの巨木の写真が届いたのを契機に、以前に北大植物園で写した写真を載...
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オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)-(2000.7(梅本さん)、2004.4.30)

ヤシャブシの中では最も早く3月はじめには花を付けるのが、オオバヤシャブシで、南関東から紀州の海岸沿いの山地に生える落葉小高木である。カバノキ科特有の懸垂した黄色の雄花序を付けるが、ヤシャブシやヒメヤシャブシに比べると雄花は太くて短い。 雄...
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