季節の木シンジュ(神樹)(にわうるし)-(1999.6.26、2001.5.24) シンジュは「にわうるし」とも言われる。見る間に大きくなる木である。明治初期に渡来して以来、各地に植えられている。「にわうるし」と呼ばれるのは葉の形がウルシに似ているためであろう。実際には「ニガキ科」に属し、ウルシとは違う。もちろんかぶれるこ...季節の木
季節の木シナユリノキ(支那百合の木)-(2000.5、加藤さん) いま、ユリノキが満開であるが、小石川植物園には「シナユリノキ」がある。加藤さんがその花と直立する幹の写真を送って下さった。以下は梅本さんからの ヒントです。 「和名や種小名からも判る様に、中国中・南部原産です。山地林に自生します。明治初...季節の木
季節の木シナノキ(科の木)-(2003.6.1) 以前に大阪市大植物園で写し損なったシナノキが、豊中の都市緑化植物園にあった。適当な高さで、6月はじめに訪れると丁度咲き始めたところである。ボダイジュに比べて、花が白く可愛げがあり、香りも良い。とても気に入って、満足して帰ってきた。 花は6...季節の木
季節の木アメリカシナノキ-(2004.6.10) シナノキ科のシナノキの学名はTilia japonicaであり、ヘラノキはtilia kiusiana(九州)であるが、ここでご紹介するのは、Tilia americana(アメリカ)である。 花は6月に咲き、シナノキ科の特徴である苞から...季節の木
季節の木シナマンサク(支那満作-)(2000.2.19、2001.2.17) 良い香りに誘われて見上げると、枯れ葉の間から花がいっぱいにのぞいている。シナマンサクの枯れ葉はなかなか落ちない。香りはマンサクよりも甘く強い。色は、マンサクと同じ黄色のものや写真のように紅色がかったものがある。早春に咲く代表的な花の一つで、...季節の木
季節の木シナミズキ-(2000.4.1) この時期には、ヒュウガミズキ、トサミズキの黄色い花が、あちこちで見られる。大型の花ではないが、春の訪れを感じさせる花である。 先日、小石川植物園を訪れたときに、ビッシリと黄色い花の付いた木を見つけてトサミズキにしては花が付きすぎていると思...季節の木
季節の木シナヒイラギ-(1999.11.6、2005.11.19(杉之原さん)) 別名をヒイラギモドキという。ヒイラギのようなトゲが葉の2カ所程度あるものや、全縁のものが混在する。4-6月に咲く小さな黄緑色の花は目立たないが、秋の赤い実はよく目立つ。クリスマスに使うセイヨウヒイラギやアメリカヒイラギの実に似ているので、c...季節の木
季節の木シナヒイラギ-(1999.4.25) 別名をヒイラギモドキという。ヒイラギのようなトゲが葉の2カ所程度あるものや、全く退化したものがある。4-6月に小さな黄緑色の花を付ける。雄花では雌しべが退化しているが(組み込み写真)、雌花では立派な雌しべがある。雌雄異株。秋には実が赤く熟し...季節の木
季節の木シナアブラギリ(支那油桐)-(1999.5.7、2010.5.22(よしゆきさん)) アブラギリやシナアブラギリはいずれも中国原産で、種子から桐油が採れる。提灯や雨傘の和紙にしみこませて防水用に用いるほか、塗料や印刷用の油としても用いられた。シナアブラギリの花はアブラギリよりも大きく実も大きいので、「オオアブラギリ」とも呼ば...季節の木
季節の木シモツケ(下野)-(1999.6.4、2003.6.1、2012.5.30) 高さ1m足らずの灌木であるが、コデマリのように、沢山の赤い小花を丸く付ける。比較的花期が長く、梅雨の間を咲き通す。5個の花弁よりも雄しべが長く、はみ出しているのが特徴である。花の色は淡紅色が多いが、白から濃紅色まで、変化が多い。白いものに、...季節の木