季節の木

スィートオリーブ-(2005.2.19、ちゆきさん)

ちゆきさんは洋名の新しい花をよく送って下さる。今回は「スィートオリーブ」である。香りが甘いのでこのように呼ばれるのであろう。この木はモクセイ科の木で、鉢植えでも、殆ど通年で花を開き、強いモクセイの芳香がある。そのため、最近は人気があり、植木...
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すずかけの木(プラタナス)-(1999.4.9、2000.2、加藤さん)

加藤さんが小石川植物園で撮影した、三役揃い踏みの写真である。代表的なスズカケが3種類、樹形と樹皮が綺麗に写っている。加藤さんの解説です。 **************************************************...
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スノキ(酢の木)-(2004.5.1、2009.5.28)

ベニドウダンと思いこんでそのままにしてあった画像を取りだしてみると、スノキであった。どうしてこれをベニドウダンと思ったのか不思議である。やはり、4年の歳月が少しだけ眼を確かにしてくれたようだ。 高さ1-2mの低木で、秋の黒い実と紅葉が美し...
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ベニバスモモ(紅葉酸桃)-(2002.3.16、2008.3.10(MHさん))

早い桜がもう咲いていると思ったら、スモモの花だった。大阪府立都市緑化植物園に入る並木には、色々な花木が植えてあり、ここに満開の木が数本見られる。花と同時に出る葉が赤みがかっているのでこの名が付いたのであろう。別名をアカバスモモとも言う。花は...
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スモモ(酸桃)-(2000.4.2、2003.3.12)

少し酸っぱいが、季節には果物屋さんの店先に並ぶ。古く中国から渡来した。3-4月に咲く花は、なかなか繊細で綺麗である。 万博記念公園の自然学習園に果樹園があって、アンズ・スモモ・サクランボなどが今、花を付けている。 学名はPrunus s...
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スイショウ(水松)-(2002.3.3、2005.3.20)

水辺によく生えるので水松と呼ばれる。松のように細い葉を持っているが、スギ科である。しかも、秋には紅葉し、落葉する。中国南部の原産で、明治時代に日本に渡来した。3-4月に目立たぬ花を葉先に咲かせ、9-10月には茶色の球果となる。 学名はGl...
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スイカズラ(吸葛)-(2003.5.18、2007.5.16(杉之原さん))

スイカズラは、冬でも葉を落とさず頑張っているので「忍冬(ニンドウ)」とも呼ばれる。本州の山野によく見られる蔓性の木(カズラ)である。スイカズラの名の由来は、花に貯まった密を吸うと甘いからだとも、花弁の形が、ものを吸い込む時の唇の形に似ている...
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スイフヨウ(酔芙)-(1999.9.22)

「酔芙蓉」とは、艶な名前である。傾城がほんのりと酔っていく様が思われる。朝、真っ白だった花が、お昼には桜色、そして、しぼむ頃には濃いピンクになる。大抵のスイフヨウは、八重のように花びらが重なるが、京大理学部2号館前のものはきれいな一重である...
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ナンヨウスギ/シマナンヨウスギ(南洋杉/島南洋杉)-(2000.12、2004.8.28、2007.2.18)

「ナンヨウスギ」と書いた名標板に2度出会った。最初は指宿の長崎鼻フラワーパーク(2004年)で、次は沖縄亜熱帯植物園(2007年)である。ところが、2つの木は異なっていた。よく見ると、学名の最初の部分(属名)はAraucariaであるが、後...
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スギ(杉)-(2000.1.15、2001.3.13)

日本で最もよく使われる木材は「杉」であろう。日本特産の常緑高木で、北海道を除く日本各地で育っている。自然林よりも綺麗に植林された人工林が多い。吉野杉、秋田杉、北山杉などの固有名詞で材の特産地が示される。太平洋側のオモテスギと、日本海側のウラ...
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