季節の木

タマゴノキ(卵の木)-(2003.3.13)

こちらが「タマゴノキ」と呼ばれる熱帯果実で、同名で呼ばれるウルシ科のタヒチモンビンとは、花、樹皮、葉が異なる。どちらも卵大の実を付け、秋には熟して黄色くなるが、タヒチモンビンが縦長であるのに対して、タマゴノキは球形である。タマゴノキの実も食...
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タマアジサイ(玉紫陽花)-(2000.8、梅本さん)

タマアジサイは、この時期でも、山地の谷川沿いで見る事が出来ます。梅本さんが、タマアジサイの開花の経時変化をうまく追った写真を送って下さいました。最初の写真は、一番最後の段階で、下に向かって時間をさかのぼります。解説も梅本さんです。 ***...
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タコノキ(蛸の木)-(2002.1.19、2004.9.3)

沖縄によく自生しているアダンの親戚であるが、タコノキは学名の通り、小笠原の特産種である。雌雄異株の小高木で、葉は乾燥に強いやや肉厚の刀剣状で、まさに鋸のような鋸歯がついている。気根を出し、根元は沢山のつっかい棒で支えているように見える。 ...
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タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)-(1998.8.29)

京都吉田山の南斜面にある小森さんのお宅に伺った際にかわいい小型の芙蓉を見つけた。芙蓉の園芸品種と思われるが「高砂芙蓉」という名であると伺った。 一日花であるが、次々とよく咲くようである。増やすのも容易なようで、庭のかなりの部分を占めて繁茂...
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タカノツメ(鷹の爪)-(1999.5.8、2000.8(梅本さん)、2004.11.23、2005.5.3(ちゆきさん))

別名をイモノキという、落葉高木である。 目立たぬ花だが虫はちゃんと見つけてやって来る。5-6月に花を付け、秋には小さな球形の実をいっぱい付け、熟して黒くなる。樹皮は灰褐色で、材は柔らかなので箸や爪楊枝に使われる。タカノツメという名は、新芽...
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タイザンボク(実)(泰山木)-(2005.11.2(村松さん、Uさん)、2005.11.9)

泰山木は上品で風格があり、大きな白い花が咲くので、庭木として好んで植えられる。しかし、花の後の集合果はハクモクレンなどと同じく、ややグロテスクである。ところが、11月になって赤い実が弾けて出てくると様子が一変して、風情が出る。しかし、この赤...
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タイザンボク(泰山木)-(2003.6.1)

泰山木は上品で風格のある木である。かなり成長してから花が咲くようになるが、春の白木蓮や初夏のホオノキと同じような大きな白い花を付ける。モクレン科を代表する花である。モクレン科に属するものは、前述の他、コブシ、オオヤマレンゲ、タムシバ、ユリノ...
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タイワンヤマチャ(台湾山茶)-(2000.3.10)

まだ茶の花が咲いている。結構大きな木で、「台湾山茶」と名板にあった。 花は、開ききらないものが多く、花びらをいっぱいに開いている時間が短いのかも知れない。数十個の花のうち、開いていたのは写真の1個であった。ツバキ科の花の特徴を備えており、...
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タヒチモンビン -(2004.9.5)

「タマゴノキ」を検索していて、2つの果樹がこのように呼ばれていることが解った。オトギリソウ科のタマゴノキと、ウルシ科のタヒチモンビンである。どちらも卵大の実を付け、秋には熟して黄色くなり食用に出来るが、前者は丸く、後者は縦長である。また、タ...
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タブノキ(椨の木)-(2002.5.11)

ひょっとしてと思って、半年ぶりに農学部の田圃脇の木々を見に行った。予感があたって、タブノキの花は真っ盛りであった。3年間果たせなかった花に、ようやく出会うことが出来た。クスノキよりはしっかりとした、美しい形をした花である。ようやく出会えたか...
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