季節の木

トベラ -(1999.5.22)

ちょっと見るとシャリンバイを大きくしたような常緑の灌木である。こちらも葉が厚く、乾燥に強そうである。しばしば反り返って巻いた形になっている。4-6月に匂いのする花をかためて付ける。最初は白いが、すぐに黄色く変色する。雌雄異株で、写真の花は雌...
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クレマチス-テッセン -(1998.4.26)

色々な種類が植えられている。日本原産のカザグルマと中国原産のテッセンヨーロッパ原産の品種を交配してクレマチスと呼ばれる園芸品種が作られている。5-6月を中心として、大きな花が色々の季節に見られる。紫、白、ピンク、黄、赤など様々である。 カ...
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テリハボク-(2000.6.25)

石垣島のあちこちでテリハボクの花を見た。フクギよりも少し遅れて6-8月が花のシーズンのようである。茶の花のような、雄しべの目立つ白い花が固まって付く(総状花序)。常緑の高木で、街路樹によく使われている。大きいものは20mもの高さになる。葉は...
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テンダイウヤク(天台烏薬)-(2002.4.14、2003.3.28、2005.4.12)

これもクロモジの仲間である。享保年間に渡来して漢方薬などに用いられたが、今は野生化している。常緑の低木で、雌雄異株である。花は4月に咲く。別名をウヤクともいう。京大農学部植物園には、雌株と雄株が並べて植えてある。雄株がやや早く花を開くようで...
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テマリカンボク(手鞠肝木)-(2002.4.27)

京都府立植物園の正門を入って右に行くと、食堂がある。この2階では毎週土曜日に「園芸相談」があって、ボランティアの方々が、植物のことなら何でも教えて下さる。建物の前には、小さな植木屋さんがあって、気に入った季節の花を持ち帰ることが出来る。 ...
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テイカカズラ(定家葛)-(2002.5.11)

下鴨神社の周りを歩いていて見つけた。樹一杯に白い花が咲いているので,何の木かと近づいたら,樹を這い登っている蔓性のテイカカズラであった。花がスクリューのようになっているのが特徴である。5-6月に白い花を付ける。時間が経つとやや黄色みが強くな...
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チーク -(2004.9.18、梅本さん)

梅本さんから、久しぶりにチークの写真と解説を送って頂いた。タイ旅行の成果の一つということである。お馴染みの解説をご覧下さい。 ********************************************************...
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タイワンツバキ(台湾椿)-(2007.1.30、2008.12.8)

京大農学部植物園に入って20mほど進むと右手に沢山のつぼみを付けた低木が見える。冬の花の少ない時期にいくと、いつもこの木が白い花を付けているので、ホッとする。大正年間に台湾から日本に移入されたツバキである。西日本では良く育ち、沢山の花を付け...
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タチバナ(橘)-(2000.5.23、2004.5.18)

「右近の橘、左近の桜」という。平安神宮の社殿の(社殿から見て)右手に橘の木が植えられている。御所の紫宸殿の右手にもある。日本特産で、よく名のとおった木であるが、いまや自生地は少なくなり、絶滅危惧種に入っている。数少ない自生地の宮崎県の海岸沿...
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タチバナ(橘)-冬-(2002.2.2)

タチバナは「右近の橘、左近の桜」とよく言われ、どこにでも有りそうな木であるが、実際には自生地が年々減って、今は暖地の海岸沿いに自生するのみである。日本特産の種であるが、環境庁のレッドリストに載る絶滅危惧種となってしまった。栽培種は各地の植物...
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