最近よく見る針葉樹である。中国原産で1740年頃に渡来した外来種であるが、この園芸品種であるセンジュ(千手)という品種が、都市のちょっとした緑地帯によく植えてある。色のさわやかさと、襞のように付く葉が涼しさを醸し出すのであろう。
花は3-4月に咲き、後に球果が発達する。写真のように、種鱗の先が尖って反り返るのが特徴である。10月頃には褐色になる。
学名は、Biota orientalisで、ヒノキ科コノテガシワ属である。
コノテガシワの園芸品種-センジュ(千手)
二月の雄花のつぼみ 成熟して反り返った球果(2月)
3月の雌花