ヤエコデマリ(八重小手鞠)-(2004.5.15)

コデマリは庭木として最もよく使われる木であるが、その八重のものも時々見かける。共に江戸時代に中国から渡来している。写真は、私市にある「大阪市大理学部植物園」で写した。4-5月頃に可愛い花を多数付ける。コデマリほど丸い鞠の感じはないが、一つ一つの花が柔らかい感じで可愛い。葉はコデマリに比べると細長く、葉の上半分にある鋸歯の切れ込みも少ない。
学名はSpiraea cantoniensis var. plenaで、バラ科シモツケ属の落葉低木である。plenaは花弁が多いことをさす。中国原産で、江戸時代に渡来した。日本各地で公園樹あるいは庭木として植えられる。

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