花の下に一枚の葉があるのが良く分かる、長岡さんの写真。 今、コブシが満開です。注意してみるとあちこちに白い花を付けた木があります。ハクモクレンと紛らわしいのですが、花がやや小さく、花びらが細くて開き気味なものがコブシです。写真のものは、豊中市の千里川沿いの公園(玉井町)で写しました。この公園にはコブシの木が一杯あります。
辛夷と似た木に「たむしば」があります。花の下に葉が一枚付くのが辛夷で、「たむしば」では付きません。庭木として植えられる他、家具や建築用材としても使われます。
コブシの花の後は、真ん中の雌蘂が大きくなって、沢山の種子を包んだ実が育つ。9月には実の色がピンクになり、とてもよく目立つ。遠くから見るとピンクの花が咲いているのかと思うほどである。ただ、形はややグロテスクで、コブシの花からは想像できない。
学名はMagnolia kobusで、モクレン科モクレン属の落葉高木です。
花にも蕾にも1枚ずつの葉が付いている-京大農学部植物園
3月中旬
花の下に一枚の葉があるのが良く分かる、長岡さんの写真。