キタコブシ(北辛夷)-(2004.5.2、西村さん)

旧北海道庁の庭で以前にキタコブシの木を写したが、その花の写真を西村さんが写して下さった。懐かしい風景に出会って、とても喜んでいる。以下は西村さんの便りである。
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「お約束の北コブシの写真をお送りします。先週の月曜日にうまく道庁へ行く用事が出来ましたので、コブシへ行ってみました。7,8分咲きでした。写真のコブシ1は梶本さんとほぼ同じアングルで撮りましたが、花が小さいのと低い枝が無いのでよく見ないと花が見えません。…上の枝を望遠で撮ってみました。」
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「キタコブシ」は、コブシの北方種で北海道に行くとよく見かける。コブシに比べて、花や葉が大きく、かすかに桃色がかる。実際には、北海道のみでなく東北地方にも分布し、人々に春の到来を告げてきた。本州中部ではコブシは3月に咲くが、札幌のキタコブシは5月に開花する。花も木も香りがよく、公園樹によく使われ、最近では家の庭にも植えられる。
学名はMagnolia kobus var. borealis、モクレン科モクレン属である。

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