京都の今年のキンモクセイは10月4日から満開となった。窓を開けると
どこからともなく甘い香りが、漂ってくる。秋たけなわである。
モクセイ科にはよく知られた、匂いの強い木々が多い。モクセイ属には
キンモクセイの他、ギンモクセイ、ヒイラギ、ヒイラギモクセイがある。
イボタノキ属には、イボタノキの他、ネズミモチ、トウネズミモチがある。
ライラックはハシドイ属に、アオダモ、ヤチダモ、シマトネリコはトネリコ属、レンギョウはレンギョウ属、オリーブはオリーブ属、ヒトツバタゴはヒトツバタゴ属になる。多くは6ー7月に花を付けるが、モクセイ属は10ー11月に花を咲かせる。
学名はO. fragrans var. aurantiacusで、中国原産。。雌雄異株で、花冠は
4裂し、雄花には雄しべ2個と、先のとがった不完全な雌しべが1つある。
日本には雄花しか渡来しておらず、雌花や果実は見られない。10月4日
豊中と京大構内で撮す。