カヤ(榧)-(2002.2.2)

カヤの実は童謡にも歌われている。緑色の実は2cmほどの楕円形で、年を越して翌年の秋に黒く熟して裂ける。独特の上品な芳香がある。雌雄異株の常緑樹で、大きいものは40mほどにもなる。日本では、幹周では福島県の桑折にある「万正寺の大カヤ」が第一位である。その他にも各地にカヤの大木が見られる。
4-5月に先端の枝に花を付ける。雄花は黄色だが、雌花は緑色で目立たない。葉は写真のように先端が針のように尖っていてさわると痛い。裏の気孔帯の2本線が綺麗である。
学名は、Torreya nuciferaでイチイ科カヤ属である。

葉の先端は尖っていて痛い

葉の裏の2本線の気孔帯が白く綺麗である

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