カマツカ(鎌柄)-(2007.5.20、2010.5.6)

材が堅いので鎌の柄に使われたことから、カマツカの名がある。また、牛の鼻輪に使われたのでウシコロシというとの説がある。本州以南の山野によく見られ、高さ5-7mになる。4-5月、枝先に白い花が集まって咲き、秋には8mmほどの楕円形の赤い実となる。カマツカの葉は裏表とも無毛であるが、同じカマツカ属のワタゲカマツカは葉の裏や萼に毛が多い。ケカマツカも、葉の裏面に毛がある。
学名はPourthiaea villosa var. laevisで、バラ科カマツカ属の落葉低木-小高木。北摂の大峰山で写した。
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牧野植物園に大きなカマツカの木があり、満開であった。高さが5m以上になるとのことであるが、こんなに大きな木を見たのは始めてであった。雨に濡れていたのが残念だが、密集した花を写した。(2010.5.6)

葉の表裏

幹と樹皮

牧野植物園の大きなカマツカ

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